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昭和62年50円白銅貨の投資価値

昭和62年の50円玉は特年で希少ということになっていますが、投資する価値はあるのでしょうか?検討してみました。

発行枚数は775,000枚で、最も多い年である昭和49年の4億7千万枚と比べるとずいぶん少なく感じます。

その内訳は下記のとおり。
ミントセット 496,463枚
桜の通り抜けミントセット 48,537枚
プルーフセット 230,000枚

すべて貨幣セットで通常の流通貨はゼロです。つまりほとんどが未使用の状態でコレクターに保管されている状況です。発行枚数が775,000枚、プルーフだけでも230,000枚あるので希少価値は無いと考えたほうが良さそうです。

現在ヤフオクでミントセットは3,000円ほど、プルーフで4,000円ほどで取引されています。
ミントセットの発売価格は1,500円で元の倍になっていますがプルーフセットの発売価格は5,000円なので若干下がっています。

セットでなく単品のプルーフで2,000~3,000円で取引されています。
スラブ入のPF(PR)70で15,000円、69で7,000~8,000円、グレーディング費用を5,000円と考えると妥当な価格です。
未使用単品も2,000~3,000円でセット出しのプルーフと同じくらいの値段で取引されています。

グレーディング数(ポピュレーション)は、記事を書いている時点で下記のとおりで、NGCの方が70の評価が圧倒的に多いです。

NGC PF70:58枚 PF69:49枚
PCGS PR70:25枚 PR69:127枚

未使用(MS)は下記のとおり。
NGC MS68:3枚 MS67:6枚 MS66:7枚
PCGS MS68:8枚 MS67:31枚 MS66:11枚

先日のオークションワールド第27回オークションのeオークション(2022/1/17)に複数出品されていましたが、出品数が多かった為かヤフオクとあまり変わらない結果でした。
Lot5203 MS64 3,700円
Lot5204 プルーフ 3,400円
Lot5205 PR68 6,000円
Lot5206 PR69 7,400円
Lot5207 PR69 7,400円

ちなみに2022/2/11の銀座コインオークション(第106回 入札誌「銀座」)でPF69が1品だけ出品されており16,000円で落札されています。

日本貨幣カタログを見てみると価値が下がってきています。美品・並品の価格が記載されているので、意外と美品・並品クラスも存在し取引されているようです。
2020版 プルーフ10,000円 完未8,000円 未7,000円 美6,000円 並4,000円
2021版 プルーフ10,000円 完未8,000円 未7,000円 美6,000円 並4,000円
2022版 プルーフ7,000円 完未6,500円 未5,500円 美4,000円 並3,000円

昭和62年の50円硬貨の高値は繰り返しテレビで紹介されているようなので現在の高値はテレビの影響かもしれません。

グレーディング数がこれからも増加し希少感が徐々に薄れて値段も下がっていくのではないでしょうか?カタログの価格が下がっているのでもう下落は始まっているのかもしれません。

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