スラブケースをガラスコーティングしたら青銅貨の変色を防げるかもと思い試してみることにしました。PCGSのサンプルスラブで試してみます。
車用をはじめゴルフクラブ用など様々な用途のコーティング剤が売られています。量を考えてスマホ用から選びました。水分を防ぎたいので100%ガラス成分をうたっている下記製品を購入しました。
半永久とあるのも魅力です。
【amazon.co.jp】シリカキーパー
【成分】シリカ(ケイ酸)、アルコキシシラン混合物
コーティングしていきます
①汚れを落とす、②塗る、③待つ、④拭き上げるの簡単作業です。
まず①の汚れを落とす作業です。ウェットシートで汚れを拭いて、ドライシートで拭き上げてキレイにします。
次に②コーティング剤を塗っていきます。
開封するとコーティング剤を含んだフェルトが入っていて、スラブケースに塗っていきます。PCGSのケースは形がデコボコしていて塗りにくいので、念入りに繰り返し塗っていきます。
後で良く手を洗えば素手で塗って大丈夫とのことです。今回素手で塗ってみましたが色々面倒なのでポリエチレンの手袋をして塗ったほうが楽かもしれません。
特にケースの接合部を念入りに塗っていきます。PCGSはケースの裏側寄りの側面に接合部があります。
NGCのケース(下の画像)の接合部はわかりやすいですが、側面がギザギザになっていて塗りにくいです。
塗り終えたら③15分置いて待ちます。
その後④クロスで拭き上げてキレイにします。
完成しました
拭き上げるとピカピカになってキレイに仕上がりました。コーティング前後であまり見た目に違いは感じられませんが、さわってみるとコーティングされているのが感じられます。
コーティング剤一袋でスマホ10台分とのことで、さらに4個のスラブケースに塗ってみました。スラブケース5個、表裏あわせて10面に塗る計算です。
サンプルのスラブケースはそのままの状態で引き出しに入れて長期間様子を見ようと思います。
あとがき
結構簡単に作業出来てキレイに仕上がりました。ほこりを巻き込んで固まるのではないかと心配でしたが、最後の拭き上げをしっかりしたためか大丈夫でした。