コインの保管についての記事です。
スラブケースのPVC汚れ落とし
スラブ入り稲一銭銅貨を入手したら、塩ビ(PVC)ケースに入れて送られてきました。出して見ると塩ビ(PVC)ケースの可塑剤がしっかり付着していて、それを磨き落そうとしたのか傷だらけでした。 塩ビ(PVC)ケースはコイン用として一般的ですが、そ...
スラブケースのガラスコーティング
スラブケースをガラスコーティングしたら青銅貨の変色を防げるかもと思い試してみることにしました。PCGSのサンプルスラブで試してみます。 車用をはじめゴルフクラブ用など様々な用途のコーティング剤が売られています。量を考えてスマホ用から選びまし...
スラブケースの傷消し
スラブ入り50円玉を入手したら、ケースが傷だらけで中のコインが良く見えない。前のオーナーは机上でよくケースをスライドさせていたのでしょうか?裏面に激しく縦傷がついています。 リホルダーだけで4~5千円かかるので、ケース交換したら大赤字です。...
シリカゲル(除湿剤)2
除湿に便利なシリカゲルですが、フライパン不要で楽に再生できる便利な商品もあります。そういった商品を試してみました。 東洋リビングのモバイルドライ 昔からある製品ですが、ぜんぜん知りませんでした。定番商品のようです。早速、東洋リビングのモバイ...
スラブ入り青銅貨の変色
以前スラブ入りコインも変色すると書きましたが良いサンプルが手に入りました。(つまるところ失敗した。) 昭和27年ギザ十 画像1 画像1はグレーディング時の画像です。昭和27年十円青銅貨の前期型でPCGSのMS64RDの評価を受けており、全体...
コインの保管には防湿ケースが一番便利でした
コインを集め始めたころ、保管方法が分からずかなり悩みました。湿度については平木先生の書籍に多少書いてあるくらいで数年前まではネットでコインの保管方法を検索しても情報が見つかりませんでした。いろいろ失敗して学んだ結果、やはり湿度対策が一番重要...
モダン銀貨のホワイトスポット(ミルクスポット)
よく真新しいモダン銀貨にホワイトスポット(ミルクスポット)と呼ばれる白い斑点がついているのを目にします。一体何なのでしょうか? 硫化銀だという情報もありますがどうも違うようです。NGCのウェブサイトに情報がありましたのでまとめてみました。 ...
シリカゲル(除湿剤)
シリカゲルは防湿ボックス内の湿度を下げるのにとても便利。主成分は二酸化ケイ素で毒性はないとのこと。多孔質で水蒸気などの物質を吸着する力が強い。 除湿用シリカゲルは粒子の凝集状態によってA型とB型の2種類があります。A型は一定量吸水すると除湿...
銀貨の変色と保管方法
銀の変色には硫化と塩化があるそうです。 塩化は塩素が原因での変色です。塩素系漂白剤などから発生した塩素ガスが結合し塩化銀となり変色します。海の近くでの保管も注意が必要です。硫化した銀は磨けばきれいになりますが、こちらは一度変色したら元に戻す...
銅貨の変色と保管方法
銅について調べました。湿気を防げば色の変化を抑えられるので銅貨の保管は防湿が最重要です。海岸沿いや工業地域など空気中に不純物の多い地域は変色の速度が速いので注意。 ●銅の色の変化 赤褐色 → 褐色 → 暗褐色 → 黒褐色 → 緑青色少し違う...