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第2次マイニングブーム

今は第2次マイニングブームだそう。米国の子供がイーサリアム(ETH)のマイニングで月300万円以上稼いでるとのニュースも。

●マイニングはグラフィックボード搭載のGPUを使用するのが主流のため、世界中で買い占めが起きた。NVIDIAはゲーマーにグラフィックボードを行きわたらせるためにマイニング機能を制限するモデルを発売した。

●コンピュータウイルスもマイニングを始めた。勝手に人のデバイスでマイニングを始めるそう。

●広告を無くして代わりに閲覧者のデバイスでマイニングをして運営するWEBサイトもあるそう。警察庁のサイバー犯罪対策のページにも警告が掲載されているほどだからよほど多くの人がやってるのだろう。たぶんマイニングサイトの情報商材が売られている。

●GMOインターネットは2018年にマイニング事業を355億円減損処理した。マイニングPCの販売やクラウドマイニングサービスを始めるはずが取りやめて大幅に事業縮小した。実際のところ当時、将来についてどういう予測をしたのか知らないが、減損でコストの下がった現在は順調な様子。でも販売を見送ったマシンを今売れば爆売れしてたかもしれない。

●イーサリアム(ETH)は2.0へ。PoWからPoSへ移行する。PoSへ移行すればマイニングが不要となり、イーロンが言う環境に優しいコインとなってしまう。イーサリアム(ETH)のPoSへの移行は大幅にマイニングの競争率を上げるはず。

中国のマイニング禁止で盛り上がる第2次マイニングブームは意外と短命かもしれない。
1848年のゴールドラッシュでは採掘者より採掘者相手の商売の方が儲かったそう。今も同じ状況かもしれない。イーサリアム(ETH)に続いて他のPoWもPoSへ移行すればマイニング自体が消滅するかもしれない。

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